2018年5月 ⑤


2018.5.31.

もう五月も終わってしまいますね。

そしてこの自宅売却記も終わりそう。

「次から、なにを書こうかなぁ…」

そんな野暮なコトは今は考えない方が良いですねぇ、ふふふ。

とりあえず、今は書くコトあるんだもの。


と、いうことで……待ちに待った、二度目の内覧者がやってきました。

同世代の男性、一人暮らしで検討中。

この部屋で一人暮らしとはゴージャス、とまでは言えないかもしれないけれど、うん。ナカナカヤルナ。

男「購入した場合は現状で引渡し、ということですよね?」

ナカヤマ「そうですね」

不動産「物件のコト、物件周辺のコトでも、なにか聞きたいコトがあればどうぞ」

男「……そうですねぇ……えーっと……」

ナイススマイルを振りまき内覧をあっという間に終え、「もう大丈夫です」と言い残して帰っていった男性。およそ7,8分の内覧であった。

出て行く男性を精一杯のスマイルで見送り、静寂の部屋中にひとつの感情が充満していきます。

 

ふふふ、不安でしかないよ。
手応えゼロです。

まぁ、絶望的な感じもありませんでしたが。 希望のニオイも香ってはきませんねぇ、こりゃ。

だが結果としてはこの男性、わが家購入には前向きに検討を考えてくれました。

リフォームが絶対条件。ということで。

床フローリングの色、壁紙、浴室。のリフォームを希望。

ざっくり250万ぐらいですね。

実際のところ、我々の販売可能価格は当初考えていた底値になっていました。

手元に残しておきたい金額もあるので、もう減額はしたくありません。

しかし、売れないコトにはどうしようもない。

うーん。

うーん。

うーん。

と、ここからギリギリの価格交渉が始まります。

リフォームではなく、クリーニングでの提案。

リフォーム費用の折半。

先方の希望金額の上限、我々の販売可能金額の下限。

それぞれ手の内を明かさないまま、不動産越しでのやりとりが二週間ほど続いたある日のコト。

新たな内覧希望が入ります。

近所で暮らしている、同世代夫婦とちっちゃなお子さんのグッドファミリー。

そして、かなり好感触。たぶん、いい感じです。

内覧後に聞いてみると、予想を大きく外れるコトなくの好感触。

二週間前まで、7ヶ月もの間内覧を待ちに待った売れ残り物件だったわが家が、

一本の内覧の追加によって、一躍、競合物件に!!

あとは、男性とファミリーとの購入条件で決まるという状況までになりました。

そこから二週間もしないで、不動産から結果報告になり

わが家の売却が決定しました

 

買主は、突如やってきたグッドファミリー。内覧から10日ほどで決めていただきました。

競合物件でしたので(笑)、価格は交渉なし、で即決です。

ありがたい限りです。

大好きなわが家を大切に使ってくれそうなグッドファミリー、ホントに良かったです。

およそ9ヶ月の売却活動が、これにて終了です。

とにもかくにも、次のステップへ進むコトができたのでちょっと安心です

 


つづきます

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