2015 蔵出し夏のイタリア紀行 4

フィレンツェは街自体がローマほど大きくはないので、歩いて回ることができます。街の中にアルノ川が流れていて、橋がたくさんあります。この旅では、今どの橋を渡っているのか、どこに向かっているのか実はよくわからないまま歩いておりました。

大聖堂は細かい装飾がされていて、とても美しいです。赤、みどり、白の色が使われていて栄えていた様子がうかがえます。いろんな色を使えるのが豊かな証拠らしいです。たまに途中で単色になる建物なんかもあるようですよ。栄枯盛衰をチェック。

今回フィレンツェでやりたかったことは、ポンテベッキオのお店でアクセサリーを買うことです!ポンテベッキオには貴金属のお店が軒を連ねていて女子にはたまらないスポットなのです。普段、そこまでキラキラしたものに興味をそそられない私ですが、旅の思い出にフィレンツェの紋章ピアスを購入しました。日本でつけてみると、向きが気になるのね。たまに百合の花が逆さになってしまってます。……けっこう気にしています。

 

お約束のジェラート。キャンティクラシコのソルベに感激しました。キャンティクラシコと言えばトスカーナを代表するワインですが、ソルベにするのにいったいどのくらいの量のワインを使っているのか。

 

夕食には牛のカルパッチョ。イタリアに来たら生肉を一度は食べたいものです。タルタルもとてもおいしいのです。日本は、ダメっていうものが多すぎる気がします。しゃぶしゃぶはいいのにねぇ。

それからチェルベッロを食べました。仔牛の脳みそ。フリットにしてあります。これも日本では食べられない、貴重な体験です。白子みたいにトロっと、ふわっとしてクリーミーです。

帰り際にはオペラ歌手の卵なのかな、女の子が歌を披露していました。屋外の広場に響き渡る歌声はアカペラで、とても迫力がありました。そんな光景がすっと馴染むこの街が少し好きになりました。

もうすこしつづきます……

2018年5月 ②


2018.5.10.

「誰から買うのか」

そんな軸で売却活動を手伝ってくれる一社を選ぶべく、不動産会社との面談を数社繰り返します。

世間話や、我々夫婦の話、相手の話だったりのコミュニケーションを取りつつ、

サービスや戦略などにおいて他社より力を入れている部分なんかを織り交ぜながら、

それぞれの会社を代表して一人、あるいは二人、わが家のダイニングテーブルを囲んでお話をします。

内容ももちろん大切なのですが、私が重要視したのは

・話がわかりやすいかどうか。

・自分の話をどう聞いて、どう答えるか。

の二点。

二番目に関しては、自分の話し方にもよると思い、全社に同じ質問をすることにします。

「ライバル視していない会社、比較されても心配していない会社を一社、教えて下さい。」

これは自分だったら答えにくいなぁ。

同じ業界で足の引っ張り合いをしていると思われてもダメだし……

かといって当たり障りない回答でも、信用は得られないし……

そして我々にとっても、

右も左も分からない、はじめての売却活動

業界内の評判、気になるのも正直なキモチ。

正直、聞いてみるものです。

誤解のないように慎重に言葉を選びながら、

全ての会社が、同じ会社(私も知ってる大手企業)の名前を挙げてくれました。

あくまでも私たちと話をした会社から出てきた名前なので、

その会社全体への批判、というよりもこのエリア内での話(支店、営業所)におけるやり方に対する不信感だと思いますが。

同業者からの信頼を失っている、というのはやはりイメージが良くはありません。

そして、どう答えるか。

というところも、人それぞれ。

勉強になりました。

さて、そんな話なんかもしながら我々は一社を選択していきます。

「誰から買うのか」

そんな風に話を聞いてみると、一社を選ぶのにもさほど苦労はしませんでした。

選んだ一社と、お金に関わるお話をして、お互いの約束事を決めると、

わが家は売りに出されていくのでした。

 


つづきます

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2015 蔵出し夏のイタリア紀行 3

イタリア滞在3日目。フィレンツェに移動しました。

初イタロです。新幹線みたいな感じですね。

いつも開かれている市場。イタリアは革製品がとても安く売っています。夏は冬ものを安くしてくれるみたいです。

 

夕食はビスッテカを食べました。トスカーナはTボーンステーキが有名で、「一度は食べるべき!」と言われていました。チンタセネーゼという豚もいただきました。チンタセネーゼは自然に近い環境で自由に動き回りながらのんびりと育つことで、おいしくなります。一時、かなり数が減ってしまいましたが、スローフード協会の働きかけもあり、また復活してきたそうです。肉の濃い味わいと脂の甘みがシンプルな炭焼きでさらに引き立つのでした。

 

フィレンツェは夜景もきれい。治安もとてもいいです。

2018年5月 ①


2018.5.3.

ゴールデンウィークですね。ゴールデン、満喫してますか?

前回に続いて自宅売却活動のお話を。個人的に売却したらお祝いにデジカメを買おうと決意しましたので、今しばらく文字の羅列のこの投稿にお付き合い下さい。

私なんかよりも詳しい人がたくさんいるかと思いますので、体験と主観を交えざっくりと話をしていきますが。

不動産各社のかなり勢いのあるアピールのおかげで、

とりあえず、何社か話を聞いていくことにします。

聞いてみると、おぉ、なるほど。

まず、不動産会社を選ぶか、選ばないか、というトコロから始まるみたいです。

専任と一般。という契約の種類です。

不動産一社を選んでお願いする専任媒介契約。

不動産会社を選ばないでお願いする一般媒介契約。

どちらも成功報酬というコトなので、契約金みたいなモノはありません。

ただ、専任媒介は一般媒介よりも不動産の利益が得やすいんですね。

なので、勢いのあるアピールとしては、

「是非ともわが社と専任契約を!」

という話なワケです。

つまりは専任と一般の違い、というのは売却活動を手伝ってくれる不動産会社のモチベーションの違いではないかと思います。

数字で言えば、不動産の利益や、不動産が売却活動に充てる予算の大小(あくまで成功報酬なので見返りの多い専任契約の方が予算を組んでくれるみたいです)なのでしょう。

一社にお願いすることで、予算や仲介料の大きな、モチベーションの高い専任媒介に対して

一般媒介にすると、モチベーションはそこまで高くないけど、より多くの不動産会社によるアプローチが出来るような印象を受けました。

要は、売り方、戦略の種類。という感じなのでしょう。

狙い打ちをするか、下手でも数打ちゃ当たるか、と言ってしまうと賭け事みたいで極端かもしれませんが、どちらも戦略の1つには違いありません。

ごちゃごちゃっと書いてみましたが、

そんな初耳だらけのお話から、売却ルーキーの私たち夫婦が出した結論ですが、

専任契約にすることにしました。

あれこれ考えてもよく分かりません。

もし自分が買うなら、何が決め手か?

「誰から買うのか」

それぐらいの答えが、売却活動をお願いする不動産の決め手で良いだろう。

「誰から買うのか」というのは優柔不断なわたしが買物などで迷った時の決め手でもあり、わたしのテーマの一つでもあります。

モノの価値がすぐに見えない時は、誰がすすめてくれるのか?が大事。

迷った時の道標のように掲げておくと、これが視界良好でやけにしっくりくる。

どこを見るかということだけで、大体迷わなくなってしまいました。

気が付けば自分が携わる仕事においても深く根強く立っている道標に。

…………まず、専任契約にします、という話で、こんなに書くとは思ってなかったなぁ、ふふふ。

 


つづきます

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2015 蔵出し夏のイタリア紀行 2

二日目はとにかくローマ観光です。さっそく参りましょう。

今日はひたすら歩きます。

まずはバチカン市国。カトリック教会の総本山ですね。

似合う。。

この年は猛暑で日中40度あったらしく、常に溶けそうでした。「もう観光は…そろそろ……」ってときのオアシスがこれです。ローマの水は飲めます!私は持参した水筒で持ち歩いていました。

佇まいが素敵です。

賑わうどこかの市場

大聖堂

イタリアに来たらジェラートはかかせませんね。1日1ジェラート以上。全てのお店でピスタチオ食べ比べしていました。けっこうお店によって個性が違います。塩気が強いとか、ここは濃ゆいとかね。

スペイン広場。

コロッセオ。絶賛工事中。

その辺にポイッてあるものが様になりますね。

ブロッコリー頭の木が主流。

閉園後、ひっそりと真実の口。

中洲でご飯を食べます。

イカとモルタデッラハムがこのひと皿に。衝撃を受けたのを覚えています。

オッソブーコの煮込みです。仔牛の骨付きのすね肉ですね。骨の真ん中の髄を食べられることに感謝。トロトロでとても美味しいのです。食べないで残している人を見かけると気が気ではありません。

全体的に優しくて、ホッとできるお店でした。イタリアは味が濃いというイメージがなんとなくありましたが、思い込みでしたね。

「今度は予約してきてね。」帰り際に言われました。混んでいたからね。そうやって言ってもらえるとうれしいです。また来てってことだから。

 

翌日の朝、工事中のトレビの泉。奥が本物、手前はレプリカです。お分かりいただけますか?手前の仮設泉に硬貨を投げ入れる仕組みです。これで願いが叶う…らしいです。とにかく気持ちです!

ローマは広い。電車と徒歩ではなかなか周りきれませぬ。もう少し小さな街が落ち着く中山でありました。

つづきます…

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