2016 蔵出し秋のイタリア旅行紀 3

2日目のつづき。前日にやっていなかったレストランにランチで突撃。

北の方は食前に軽い前菜がでるようです。今回はビエトラのフリッタータ。フリッタータといえばもう少しフワフワとしている印象でしたが、薄くてしっかりとしています。ビエトラたっぷりでまさにビエトラ焼。

グリッシーニは布ごしの手でガシッと掴んでテーブルにどさーと置いてくれます。みんなエレガントかつ大胆だなぁと感心。

「これはどうやって食べますか?」「お好きに!」ということで、パンに塗って食べたり、組み合わせもいろいろ。瓶の中は塩気の強いアンチョビが入っています。この地域はパプリカが多くとれる地域だそうで、お店によっては、バーニャカウダは火を通したパプリカの上にバーニャカウダソースをかけるんだとか。

鍋ごと持ってきて、テーブルで盛り付けてくれます。割と豪快に。そしてチーズを好きなだけすりおろしてもらえます。イタリアでは、パスタは量が多いから敬遠しがちだったのですが(本当は食べたいけれど、お腹がそれを許さない)、詰め物のパスタには目が無い自分。しかもこの旅は量も程よく、食事が進みます。

仔牛のほほ肉のネッビオーロ煮込み。その土地で作られるワインを使う料理も多いので同じ煮込みでもいろいろ楽しめます。付け合せはインゲンとお芋が多かったなぁ。そういうのも素朴で美味しいです。

食事を楽しみすぎて電車の時間がギリギリになってしまい、急いで席を立つとカメリエーレの男性が自ら握手をしてくれました。旅先の初めて入ったレストランでの出来事に私はとても感激して、また必ずブラに来てこのレストランに行くのだと誓ったのでした。

その後はホテルまで激走して、スーツケース転がして、さらに激走。いい思い出です。

2018年8月 ②


2018.8.9.

こんなに雨が降らない夏も珍しい in 新潟(地元の方談) からお届けしてます。

文字にするとややこしいですが、まさに

「お天道様のお陰様」により、日々健やかに歩いております………時折、新潟市も飛び出して歩いたりしております(笑)

物件は未だ決まっていませんが、それなりの数を見させてもらっているので、

決められないのは、わたしたちの考え方、視点の向いてる方向なのだなぁと思います。

条件を下げるとか妥協ではなく、考え方や、見ている方向を少しズラしたら

たぶん物件はわりとすぐ決まるんじゃないかな、とも思えるような場所にも最近出会いました。

わたしが大前提として見ているのが、「物件」「立地」よりも「街」を重要視しているというのもなかなか時間がかかっている所以でしょう。

新潟市も飛び出しはじめてしまったら、いつ決められるんだろう……ふふふ、ただの旅人じゃないか(笑)

 

「街を決める」

という視点から、まず歩き始めました。というお話を少し。

去年の間に何度か新潟に訪れて、友人である建築士の五十嵐さん(われわれの物件話において最重要人物ですね)に協力・街案内をしてもらっていたのもあり、

ひとつ魅力的な街に出会います。

内野という街です。

実家からも隣駅だったのに、去年初めてちゃんと歩いてみました。

知らない街を歩くコト自体がワクワクしますけど……

未だにコンビニもない、歴史ある酒造を中心に、商人、職人の息が微かに残る街、内野……簡単に言ってしまえばシャッター街なワケですが、商人、職人はちゃんと残っていて景観や空気として街に根付いてるんです。

残っている人と、暮らしてる人の顔が、活き活きしているのでどこか気持ちイイです。

そして新しく商売をやっている同世代の方をチラホラと見かけます。

「なんだココは、面白いな」と、

わたしは去年街を歩いた時点から気になっていて、横浜にいる時も勝手にあれこれとイメージを膨らませていましたが、

妻の「他の街ともしっかりと向き合いたい」と助言もあり、

「あぁ、確かにそうだよなぁ」と少し冷静になれました(笑)

なので、まずはJR越後線:新潟~越後赤塚:という10駅を1駅づつ歩いてまわります。

※↑この歩いてまわるという話をすると地元の人には驚かれます。

地元の人は「徒歩7分よりも、車で20分の方が絶対に良い」と語るほど、歩かない様子……さすがはThe 車社会!!

と、まぁわれわれも実際、徒歩50分とか……相当に歩いているので、驚かれても驚きませんが(笑)

出会った人には、インパクトは残せているみたいです。

地方の人と打ちとけるには、是非、歩いて見てみるとイイと思いますよ。

 


つづきます

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2016 蔵出し秋のイタリア旅行記 2

2日目の朝食。今のところ泊まった中で一番豪華です。アーモンドミルクが飲めたりします!(イタリアのホテルで、毎朝カフェは何を飲むか聞いてくれて、その都度淹れてくれる一連の流れが好きです。)豪華なのはもちろん朝食だけでなく、

ホテルも抜群で、屋上から朝の町並みを眺めたりして、ブラの静かな一日の始まりを感じられます。ウェルカムドリンクはホテルの名前入りガヴィ1本だったり。

ブラはこじんまりとしたところで、何度も同じ道を行ったり来たりしながらするのもなかなか良いです。

街を散策していて思ったけれど、ブラって馬糞くさい。。どこからともなく臭っています。それにスパイスの香り。なんとも異国情緒あふれる街なのです。

 

 

2018年8月 ①


2018.8.2.

ひたすら海に行っているので、海の写真がタまってきまシタ。

被写体と、デジカメが元々良いので、技術などいらないのです。

シャッターを押せばキレイに写ります。

デジカメ、万歳!

いつの日か、技術を身につけて、心震える1枚をお見せすることになるでしょう…………

上の写真が引越し前に見た稲村ヶ崎の夕暮れ、うっすらフジヤマもカッコイイです。

なにより、稲村ヶ崎温泉なるオーシャンビュー的なスーパー銭湯があって最高でした。

下の写真は、日本海の夕暮れ。

わたしの実家に寄せてもらっているのですが(父よ母よ、感謝します)、徒歩7,8分でこの感じ。。贅沢とか、豊か、そんな感じです。

家で晩御飯をいただく時は毎晩18時に開始するので、ごちそうさま、の後に、夕暮れの始まる海まで行くのが日課になってしまいました。

はい、贅沢で、豊かな、

日常になってきました。

誰にでもなく、自慢したくなる暮らしです。

ちなみに無職の夫婦です(笑)

 

上が流木です。砂浜に乗り上げた流木に向かってしゃがみこんでデジカメで撮るのって、すごく恥ずかしいということが分かりました。

日々、経験を積んでいます。今度誰かが撮った流木の写真を見たら、あのしゃがみこむポーズも想像して見れるなぁ…

下は、デジカメ持ってなくて、スマホで撮ったものです。

あんまり言いたくはありませんが、スマホでも充分美しいですね。

 

毎日海ばかり行って、特別書くコトがなかったような感じになってしまいました。

毎晩顔を合わせている日本海については語りつくせぬ表情があるのですが(笑)

探し中の物件に関しては現時点でいくつか、交渉をしているトコロです。

使いたい物件を見つけたら先ず、

直に持ち主に自分達で交渉して、

持ち主の了解が出てから不動産に入ってもらうというやり方を取っています。

当たり前なのですが、この了解が、なかなか出ませんねぇ。

ただ、時間がかかりそう。と、いうぐらいで全くダメな感じもありません。

引き続き、海と相談しながら活動を続けていきます。

 


つづきます

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