イタリアのかかとに位置するプーリア州。プーリアと言えば、な、パスタ、オレッキエッテ(小さな耳という意味です。)を作りました。
セモリナ粉と水で作った生地を細長く伸ばして粒状に切り、ナイフなどで手前に引きずりながら伸ばすと、帽子のような形になるとともに生地の表面がザラザラになってソースがよくからむのです。
オレッキエッテがいつどのように誕生したかは諸説あるようですが、有名なのはフランスがルーツはというものらしい。
私のオレッキエッテの思いでと言えば、プーリアのバーリという町から一泊でマテーラという世界遺産の町に行った時に食べた「カッチカチのオレッキエッテのオーブン焼き」。
笑えるくらい硬かった記憶があります。それでもレストランのカメリエーラはとっても親切だったし、足元に猫がウロウロして可愛らしく、真夏のうだるような暑さをも思い出させる一品なのです。