2018年5月 ③

 


2018.5.17.

改めて読むと、目がショボショボしてくるような投稿がつづいておりますが、みなさま、いかがお過ごしでしょうか?

今月中には自宅売却編の投稿は終わりそうですので、ご乱心 ……ご安心を。

 

さて、ようやく売りに出されることになったわが家。

販売価格は2480万からスタートします。

わが家の価値の幅の中ではかなり高額なトコロ。実際この価格で売却出来ると手元に残る金額もそこそこ、この先の引越、融資の活動に有益な状態で動けるでしょう(という妄想ですが 笑)

そんな感じでおおまかに打ち合わせをして、

物件情報を公開したら二週間ほど様子を見て再度、細かい打ち合わせをします。

最初が肝心なのでしょうね。物件情報について写真撮影だったり周辺環境についてや、コメントを考えてもらったり、実際にこれから内覧などが入ったらどういう動きになるのか……などなどですね。

そんな打ち合わせをし終えたある日の夕方頃、ちょっと一息ついていたら不動産から電話がかかってきました。

「さっきしっかりと話し合ったと思ったけど、まだ他にもなんかあったのかな?

……ひょっとして、こんな調子で売れるまでやりとり続くのかな

……つ、疲れそう………つ、疲れたコトなんてないけど。。」

なんて思いながら(実際呟いていたかもしれないですね)、電話にでると。

「中山さん、今ちょうど内覧、きましたよ。今夜、ご案内大丈夫ですか?」

 

マジか。

 

あっさり来たね、内覧。需要あるじゃん、わが家。

……こんなに簡単なのか。

ぶはははっは!!と小躍りをしながらその夜を待つふたり。

来たのは同世代夫婦と、そのお母さん。

感じの良い方々でしたが、内覧後に予算をしっかり組んでみるとちょっと今回は難しいとのことでした。

これが、記念すべき一回目の内覧でした。

実に売却活動を始めて、二週間でのはなし。

この調子だと、わりと早くに決まるな。と小躍り。盆踊り。

あ、でもそうなると、ちょっと考えないといけないコトもあるよね。

と妻と話をします。

仕事のことです。

実際に2018年の春先、3~4月頃に引越し出来るようにむけて始めた売却活動でしたので、そのぐらいまで働くつもりで職場とも話をしています。

2017年の夏じゃ、ちょっと早いな。と。

あくまでも、気持ちの部分ですけれど、そのぐらいまでは働きたいという気持ちでいるので、なにをするにも気持ち、モチベーションは大事なんですよ。

なんて話をするも、気持ちは売却後の未来にワクワクが止まらない。

当然のように小躍り、盆踊りさながらにコサックダンスをする妻と過ごしておりました。

いやいや、しっかり地に足付けるのが今は一番ダイジなんだぞ。

そう自分に言い聞かせながら、地についた足はコサックダンスなんですね。

 

 

そして、

 

そこから誰も内覧に来ないまま半年が過ぎました……

 

 

 

もう、怖い話になってきました。

夏の怪談さながら背筋が寒くなってきて、ブルって見てみたら、

年越してがっつりと冬、大雪の1月に突入です。

寒いワケです。ブルブルです。

 

「価格を変えたら、何かが変わる。」

 

希望に満ち溢れたスローガンのように唱える不動産のお言葉を頂戴すると不安や、迷いは晴れる、ということにしていますので。

気が付けば価格も当初より100万下げ、泣かず飛ばずで、さらに100万下げていました。

 

もう、あっという間に200万を使った気分です。

 

「OK、バブリー!!」

液晶テレビの中で赤い肩パットの女も叫びます。

叫びたいのはコチラもヤマヤマ。

グッと堪えるコチラ、ナカヤマ。

これが、俗に言う売却氷河期なのか……

などと、俗に言ってみたりしておりますが(笑)とにかく腐らずに待つコトに徹します。


つづきます

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2018年5月 ②


2018.5.10.

「誰から買うのか」

そんな軸で売却活動を手伝ってくれる一社を選ぶべく、不動産会社との面談を数社繰り返します。

世間話や、我々夫婦の話、相手の話だったりのコミュニケーションを取りつつ、

サービスや戦略などにおいて他社より力を入れている部分なんかを織り交ぜながら、

それぞれの会社を代表して一人、あるいは二人、わが家のダイニングテーブルを囲んでお話をします。

内容ももちろん大切なのですが、私が重要視したのは

・話がわかりやすいかどうか。

・自分の話をどう聞いて、どう答えるか。

の二点。

二番目に関しては、自分の話し方にもよると思い、全社に同じ質問をすることにします。

「ライバル視していない会社、比較されても心配していない会社を一社、教えて下さい。」

これは自分だったら答えにくいなぁ。

同じ業界で足の引っ張り合いをしていると思われてもダメだし……

かといって当たり障りない回答でも、信用は得られないし……

そして我々にとっても、

右も左も分からない、はじめての売却活動

業界内の評判、気になるのも正直なキモチ。

正直、聞いてみるものです。

誤解のないように慎重に言葉を選びながら、

全ての会社が、同じ会社(私も知ってる大手企業)の名前を挙げてくれました。

あくまでも私たちと話をした会社から出てきた名前なので、

その会社全体への批判、というよりもこのエリア内での話(支店、営業所)におけるやり方に対する不信感だと思いますが。

同業者からの信頼を失っている、というのはやはりイメージが良くはありません。

そして、どう答えるか。

というところも、人それぞれ。

勉強になりました。

さて、そんな話なんかもしながら我々は一社を選択していきます。

「誰から買うのか」

そんな風に話を聞いてみると、一社を選ぶのにもさほど苦労はしませんでした。

選んだ一社と、お金に関わるお話をして、お互いの約束事を決めると、

わが家は売りに出されていくのでした。

 


つづきます

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2018年5月 ①


2018.5.3.

ゴールデンウィークですね。ゴールデン、満喫してますか?

前回に続いて自宅売却活動のお話を。個人的に売却したらお祝いにデジカメを買おうと決意しましたので、今しばらく文字の羅列のこの投稿にお付き合い下さい。

私なんかよりも詳しい人がたくさんいるかと思いますので、体験と主観を交えざっくりと話をしていきますが。

不動産各社のかなり勢いのあるアピールのおかげで、

とりあえず、何社か話を聞いていくことにします。

聞いてみると、おぉ、なるほど。

まず、不動産会社を選ぶか、選ばないか、というトコロから始まるみたいです。

専任と一般。という契約の種類です。

不動産一社を選んでお願いする専任媒介契約。

不動産会社を選ばないでお願いする一般媒介契約。

どちらも成功報酬というコトなので、契約金みたいなモノはありません。

ただ、専任媒介は一般媒介よりも不動産の利益が得やすいんですね。

なので、勢いのあるアピールとしては、

「是非ともわが社と専任契約を!」

という話なワケです。

つまりは専任と一般の違い、というのは売却活動を手伝ってくれる不動産会社のモチベーションの違いではないかと思います。

数字で言えば、不動産の利益や、不動産が売却活動に充てる予算の大小(あくまで成功報酬なので見返りの多い専任契約の方が予算を組んでくれるみたいです)なのでしょう。

一社にお願いすることで、予算や仲介料の大きな、モチベーションの高い専任媒介に対して

一般媒介にすると、モチベーションはそこまで高くないけど、より多くの不動産会社によるアプローチが出来るような印象を受けました。

要は、売り方、戦略の種類。という感じなのでしょう。

狙い打ちをするか、下手でも数打ちゃ当たるか、と言ってしまうと賭け事みたいで極端かもしれませんが、どちらも戦略の1つには違いありません。

ごちゃごちゃっと書いてみましたが、

そんな初耳だらけのお話から、売却ルーキーの私たち夫婦が出した結論ですが、

専任契約にすることにしました。

あれこれ考えてもよく分かりません。

もし自分が買うなら、何が決め手か?

「誰から買うのか」

それぐらいの答えが、売却活動をお願いする不動産の決め手で良いだろう。

「誰から買うのか」というのは優柔不断なわたしが買物などで迷った時の決め手でもあり、わたしのテーマの一つでもあります。

モノの価値がすぐに見えない時は、誰がすすめてくれるのか?が大事。

迷った時の道標のように掲げておくと、これが視界良好でやけにしっくりくる。

どこを見るかということだけで、大体迷わなくなってしまいました。

気が付けば自分が携わる仕事においても深く根強く立っている道標に。

…………まず、専任契約にします、という話で、こんなに書くとは思ってなかったなぁ、ふふふ。

 


つづきます

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2015 蔵出し夏のイタリア紀行 2

二日目はとにかくローマ観光です。さっそく参りましょう。

今日はひたすら歩きます。

まずはバチカン市国。カトリック教会の総本山ですね。

似合う。。

この年は猛暑で日中40度あったらしく、常に溶けそうでした。「もう観光は…そろそろ……」ってときのオアシスがこれです。ローマの水は飲めます!私は持参した水筒で持ち歩いていました。

佇まいが素敵です。

賑わうどこかの市場

大聖堂

イタリアに来たらジェラートはかかせませんね。1日1ジェラート以上。全てのお店でピスタチオ食べ比べしていました。けっこうお店によって個性が違います。塩気が強いとか、ここは濃ゆいとかね。

スペイン広場。

コロッセオ。絶賛工事中。

その辺にポイッてあるものが様になりますね。

ブロッコリー頭の木が主流。

閉園後、ひっそりと真実の口。

中洲でご飯を食べます。

イカとモルタデッラハムがこのひと皿に。衝撃を受けたのを覚えています。

オッソブーコの煮込みです。仔牛の骨付きのすね肉ですね。骨の真ん中の髄を食べられることに感謝。トロトロでとても美味しいのです。食べないで残している人を見かけると気が気ではありません。

全体的に優しくて、ホッとできるお店でした。イタリアは味が濃いというイメージがなんとなくありましたが、思い込みでしたね。

「今度は予約してきてね。」帰り際に言われました。混んでいたからね。そうやって言ってもらえるとうれしいです。また来てってことだから。

 

翌日の朝、工事中のトレビの泉。奥が本物、手前はレプリカです。お分かりいただけますか?手前の仮設泉に硬貨を投げ入れる仕組みです。これで願いが叶う…らしいです。とにかく気持ちです!

ローマは広い。電車と徒歩ではなかなか周りきれませぬ。もう少し小さな街が落ち着く中山でありました。

つづきます…

2018年4月 ②

 


2018.4.26.

現状、2018年4月の時点ではnabaitaというお店についてはっきりとお伝え出来ること、分かりやすい決定事項は少ないです。

夫婦ふたりでやること。

ふたりそれぞれがやりたいことを落とし込めるお店にすること。

新潟ではじめること。

この書きものを載せているホームページを目下制作中。

というトコロでしょうか。

ホームページの有無についても、妻と話をしました。

飲食店のホームページの必要性についてです。

そのこたえは、「作るなら、自分たちの手で」というコトになりました。

ひとつひとつ決まっていく事柄から、ホームページの枝葉となっていくことでしょう。

 

近況というか、いま我々が立っている位置としては、

横浜でふたりで暮らしている、自宅売却の活動中です。

nabaita開店までの流れとして、この活動をスタートラインとするならば、

自宅売却→新潟への引越→物件取得→融資→店舗作り→開店

はい、ざっくり書きました。

こうして書いてみると、開店まではササッとまとまるぐらいの流れですね。かんたんかんたん、ふふふ。

ふふふ…

 

 

今、強がってみました。大きな文字をつかいました。

 

さて、具体的な自宅売却活動について書いてみます。

2017年、夏。

まずインターネットで「自宅 マンション 売却」で検索するところから始まったこの活動。

なんらかのサイトで無料査定というページに自宅情報を入力します。

この時点で自力で行う売却活動の半分は終わったと言っても過言ではないだろうか……

いや、それは過言だろうか。

ただ、そう思えるぐらいに無料査定ページに関わっているだろう不動産各社からの見積もり、アピールがやってきました。

そのあまりの勢いの良さに、謎の後悔の念さえ芽生えてくるほどでした。


つづきます

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