2018年5月 ②


2018.5.10.

「誰から買うのか」

そんな軸で売却活動を手伝ってくれる一社を選ぶべく、不動産会社との面談を数社繰り返します。

世間話や、我々夫婦の話、相手の話だったりのコミュニケーションを取りつつ、

サービスや戦略などにおいて他社より力を入れている部分なんかを織り交ぜながら、

それぞれの会社を代表して一人、あるいは二人、わが家のダイニングテーブルを囲んでお話をします。

内容ももちろん大切なのですが、私が重要視したのは

・話がわかりやすいかどうか。

・自分の話をどう聞いて、どう答えるか。

の二点。

二番目に関しては、自分の話し方にもよると思い、全社に同じ質問をすることにします。

「ライバル視していない会社、比較されても心配していない会社を一社、教えて下さい。」

これは自分だったら答えにくいなぁ。

同じ業界で足の引っ張り合いをしていると思われてもダメだし……

かといって当たり障りない回答でも、信用は得られないし……

そして我々にとっても、

右も左も分からない、はじめての売却活動

業界内の評判、気になるのも正直なキモチ。

正直、聞いてみるものです。

誤解のないように慎重に言葉を選びながら、

全ての会社が、同じ会社(私も知ってる大手企業)の名前を挙げてくれました。

あくまでも私たちと話をした会社から出てきた名前なので、

その会社全体への批判、というよりもこのエリア内での話(支店、営業所)におけるやり方に対する不信感だと思いますが。

同業者からの信頼を失っている、というのはやはりイメージが良くはありません。

そして、どう答えるか。

というところも、人それぞれ。

勉強になりました。

さて、そんな話なんかもしながら我々は一社を選択していきます。

「誰から買うのか」

そんな風に話を聞いてみると、一社を選ぶのにもさほど苦労はしませんでした。

選んだ一社と、お金に関わるお話をして、お互いの約束事を決めると、

わが家は売りに出されていくのでした。

 


つづきます

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2018年5月 ①


2018.5.3.

ゴールデンウィークですね。ゴールデン、満喫してますか?

前回に続いて自宅売却活動のお話を。個人的に売却したらお祝いにデジカメを買おうと決意しましたので、今しばらく文字の羅列のこの投稿にお付き合い下さい。

私なんかよりも詳しい人がたくさんいるかと思いますので、体験と主観を交えざっくりと話をしていきますが。

不動産各社のかなり勢いのあるアピールのおかげで、

とりあえず、何社か話を聞いていくことにします。

聞いてみると、おぉ、なるほど。

まず、不動産会社を選ぶか、選ばないか、というトコロから始まるみたいです。

専任と一般。という契約の種類です。

不動産一社を選んでお願いする専任媒介契約。

不動産会社を選ばないでお願いする一般媒介契約。

どちらも成功報酬というコトなので、契約金みたいなモノはありません。

ただ、専任媒介は一般媒介よりも不動産の利益が得やすいんですね。

なので、勢いのあるアピールとしては、

「是非ともわが社と専任契約を!」

という話なワケです。

つまりは専任と一般の違い、というのは売却活動を手伝ってくれる不動産会社のモチベーションの違いではないかと思います。

数字で言えば、不動産の利益や、不動産が売却活動に充てる予算の大小(あくまで成功報酬なので見返りの多い専任契約の方が予算を組んでくれるみたいです)なのでしょう。

一社にお願いすることで、予算や仲介料の大きな、モチベーションの高い専任媒介に対して

一般媒介にすると、モチベーションはそこまで高くないけど、より多くの不動産会社によるアプローチが出来るような印象を受けました。

要は、売り方、戦略の種類。という感じなのでしょう。

狙い打ちをするか、下手でも数打ちゃ当たるか、と言ってしまうと賭け事みたいで極端かもしれませんが、どちらも戦略の1つには違いありません。

ごちゃごちゃっと書いてみましたが、

そんな初耳だらけのお話から、売却ルーキーの私たち夫婦が出した結論ですが、

専任契約にすることにしました。

あれこれ考えてもよく分かりません。

もし自分が買うなら、何が決め手か?

「誰から買うのか」

それぐらいの答えが、売却活動をお願いする不動産の決め手で良いだろう。

「誰から買うのか」というのは優柔不断なわたしが買物などで迷った時の決め手でもあり、わたしのテーマの一つでもあります。

モノの価値がすぐに見えない時は、誰がすすめてくれるのか?が大事。

迷った時の道標のように掲げておくと、これが視界良好でやけにしっくりくる。

どこを見るかということだけで、大体迷わなくなってしまいました。

気が付けば自分が携わる仕事においても深く根強く立っている道標に。

…………まず、専任契約にします、という話で、こんなに書くとは思ってなかったなぁ、ふふふ。

 


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2018年4月 ②

 


2018.4.26.

現状、2018年4月の時点ではnabaitaというお店についてはっきりとお伝え出来ること、分かりやすい決定事項は少ないです。

夫婦ふたりでやること。

ふたりそれぞれがやりたいことを落とし込めるお店にすること。

新潟ではじめること。

この書きものを載せているホームページを目下制作中。

というトコロでしょうか。

ホームページの有無についても、妻と話をしました。

飲食店のホームページの必要性についてです。

そのこたえは、「作るなら、自分たちの手で」というコトになりました。

ひとつひとつ決まっていく事柄から、ホームページの枝葉となっていくことでしょう。

 

近況というか、いま我々が立っている位置としては、

横浜でふたりで暮らしている、自宅売却の活動中です。

nabaita開店までの流れとして、この活動をスタートラインとするならば、

自宅売却→新潟への引越→物件取得→融資→店舗作り→開店

はい、ざっくり書きました。

こうして書いてみると、開店まではササッとまとまるぐらいの流れですね。かんたんかんたん、ふふふ。

ふふふ…

 

 

今、強がってみました。大きな文字をつかいました。

 

さて、具体的な自宅売却活動について書いてみます。

2017年、夏。

まずインターネットで「自宅 マンション 売却」で検索するところから始まったこの活動。

なんらかのサイトで無料査定というページに自宅情報を入力します。

この時点で自力で行う売却活動の半分は終わったと言っても過言ではないだろうか……

いや、それは過言だろうか。

ただ、そう思えるぐらいに無料査定ページに関わっているだろう不動産各社からの見積もり、アピールがやってきました。

そのあまりの勢いの良さに、謎の後悔の念さえ芽生えてくるほどでした。


つづきます

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2018年4月 ①

2018.4.19.

ナカヤマトモカズです、はじめまして。

シノに続いて、わたしも今日から定期的にこちらで更新してみようということにしました。

個人的に、こういった書きものは何回かトライしてきました。

トライしてきました。という通り、トライした数だけ自然消滅させてしまっています。

継続するのは、習慣に出来るかどうかがカギだな。と思う今日この頃。

 

さて、これから夫婦で食堂を始めようと思っています。

まだ存在していないちいさな食堂

「nabaita」

 

準備のこと、はじまりのこと、

日々のこと、これからのこと、

お店のこと、仲間のこと、

夫婦のこと、個人的なこと、

色々と書いたり書かなかったりするのかな、

何度目かのトライです、ふふふ。

 

書きものをはじめる、4月。

なにかをはじめるには、ぴったりの4月。

新入生。新しいクラス。仲間。

新社会人。新しい職場、環境。仲間。

新しい靴。新しいよそおい。目の前にあるドア。その向こう側。

色んな「はじめまして」が押し寄せてくる。

そういう4月が持ってくるドキドキワクワクは、20を迎えたあたりで手応えがポコンと、30を過ぎたあたりでズコンと減ってしまったように思う。

そんなふうに思うのなら、4月になにかを始めちゃったらイイかもしれない。

と、考えただけでちょっとワクワクしてきた。

そんな、自ら目の前にドアを持ってきてみた、4月です。

大人になってからはじめる習い事とかって、きっとそんな感じなのかな?

もっとも、お店をはじめるコトほどワクワクするものはないのだけれども。

まだ見ぬ、その向こう側はもっと。だ。

何気ない会話からはじまったことだったと思います。

「お店を持つこと」について、何年か前から妻と話をしてきました。

特にこの一年での話は具体的でより濃くて、

今、こうして書きものをはじめられるまでに至ったのだと思います。

 


つづきます

 

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