2016 蔵出し秋のイタリア旅行紀 3

2日目のつづき。前日にやっていなかったレストランにランチで突撃。

北の方は食前に軽い前菜がでるようです。今回はビエトラのフリッタータ。フリッタータといえばもう少しフワフワとしている印象でしたが、薄くてしっかりとしています。ビエトラたっぷりでまさにビエトラ焼。

グリッシーニは布ごしの手でガシッと掴んでテーブルにどさーと置いてくれます。みんなエレガントかつ大胆だなぁと感心。

「これはどうやって食べますか?」「お好きに!」ということで、パンに塗って食べたり、組み合わせもいろいろ。瓶の中は塩気の強いアンチョビが入っています。この地域はパプリカが多くとれる地域だそうで、お店によっては、バーニャカウダは火を通したパプリカの上にバーニャカウダソースをかけるんだとか。

鍋ごと持ってきて、テーブルで盛り付けてくれます。割と豪快に。そしてチーズを好きなだけすりおろしてもらえます。イタリアでは、パスタは量が多いから敬遠しがちだったのですが(本当は食べたいけれど、お腹がそれを許さない)、詰め物のパスタには目が無い自分。しかもこの旅は量も程よく、食事が進みます。

仔牛のほほ肉のネッビオーロ煮込み。その土地で作られるワインを使う料理も多いので同じ煮込みでもいろいろ楽しめます。付け合せはインゲンとお芋が多かったなぁ。そういうのも素朴で美味しいです。

食事を楽しみすぎて電車の時間がギリギリになってしまい、急いで席を立つとカメリエーレの男性が自ら握手をしてくれました。旅先の初めて入ったレストランでの出来事に私はとても感激して、また必ずブラに来てこのレストランに行くのだと誓ったのでした。

その後はホテルまで激走して、スーツケース転がして、さらに激走。いい思い出です。

2016 蔵出し秋のイタリア旅行記 2

2日目の朝食。今のところ泊まった中で一番豪華です。アーモンドミルクが飲めたりします!(イタリアのホテルで、毎朝カフェは何を飲むか聞いてくれて、その都度淹れてくれる一連の流れが好きです。)豪華なのはもちろん朝食だけでなく、

ホテルも抜群で、屋上から朝の町並みを眺めたりして、ブラの静かな一日の始まりを感じられます。ウェルカムドリンクはホテルの名前入りガヴィ1本だったり。

ブラはこじんまりとしたところで、何度も同じ道を行ったり来たりしながらするのもなかなか良いです。

街を散策していて思ったけれど、ブラって馬糞くさい。。どこからともなく臭っています。それにスパイスの香り。なんとも異国情緒あふれる街なのです。

 

 

2016 蔵出し秋のイタリア旅行記 1

皆様こんにちは。

二度目のイタリアは夢か。などと思いながら帰った前回の旅から約1年。誘われて断る理由もなく、妄想すればするほど旅の虫は疼くものです。

今回は秋の味覚を堪能すべく9月に降り立ちました。

仕事終わりに羽田空港に直行。ミラノのマルペンサ空港からトリノ経由でブラという町に向かいます。

ブラはスローフード運動発祥の地であり、食科学大学があることでも有名です。食べ物に関わる人たちが多く訪れる場所なのです。わたしも話を聞いて、一度は行ってみたいところでした。

ブラに到着したのは夜だったので、街の散策は明日にして、まずは夕食を食べることに。

行きたかったレストランは……残念ながらお休みです。

ならばと町を歩くとレストランは結構あります。さすが、スローフード協会のお膝元です。いざっ!

オーダーしたら、カメリエーレが「ペルフェット!」って割と真顔で褒めてくれました。とにかくすぐ褒めてくれます。

うさぎのペースト
生のサルシッチャです。ブラ名物。
子牛のプルーン煮込み

家庭的なお店でリラックスして食事ができました。気候も過ごしやすいので、食欲も旺盛です。

楽しい旅の予感です。

ただいま進行中。。。。4

そろそろ完成させたいの。

テレビの女性アナウンサーが「モーレツ(猛烈)」を連呼しているのです。そう、猛烈な暑さっ!

そして、編み物はと言えば、前たてをつけました。あとは襟のみ!

ただいま進行中。。。3

ハンガーにかけられるまでになりました。あとは襟と前たてをつけて完成です。

袖をとおしてみると、つんつるてん。

ちなみに新潟の五泉はニットの町だそうです。みなさん、ご存知でしたか?私は知りませんでしたっ!新潟はするめいかみたいなところかもしれません!!

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