2015 蔵出し夏のイタリア紀行 2

二日目はとにかくローマ観光です。さっそく参りましょう。

今日はひたすら歩きます。

まずはバチカン市国。カトリック教会の総本山ですね。

似合う。。

この年は猛暑で日中40度あったらしく、常に溶けそうでした。「もう観光は…そろそろ……」ってときのオアシスがこれです。ローマの水は飲めます!私は持参した水筒で持ち歩いていました。

佇まいが素敵です。

賑わうどこかの市場

大聖堂

イタリアに来たらジェラートはかかせませんね。1日1ジェラート以上。全てのお店でピスタチオ食べ比べしていました。けっこうお店によって個性が違います。塩気が強いとか、ここは濃ゆいとかね。

スペイン広場。

コロッセオ。絶賛工事中。

その辺にポイッてあるものが様になりますね。

ブロッコリー頭の木が主流。

閉園後、ひっそりと真実の口。

中洲でご飯を食べます。

イカとモルタデッラハムがこのひと皿に。衝撃を受けたのを覚えています。

オッソブーコの煮込みです。仔牛の骨付きのすね肉ですね。骨の真ん中の髄を食べられることに感謝。トロトロでとても美味しいのです。食べないで残している人を見かけると気が気ではありません。

全体的に優しくて、ホッとできるお店でした。イタリアは味が濃いというイメージがなんとなくありましたが、思い込みでしたね。

「今度は予約してきてね。」帰り際に言われました。混んでいたからね。そうやって言ってもらえるとうれしいです。また来てってことだから。

 

翌日の朝、工事中のトレビの泉。奥が本物、手前はレプリカです。お分かりいただけますか?手前の仮設泉に硬貨を投げ入れる仕組みです。これで願いが叶う…らしいです。とにかく気持ちです!

ローマは広い。電車と徒歩ではなかなか周りきれませぬ。もう少し小さな街が落ち着く中山でありました。

つづきます…

2015 蔵出し夏のイタリア紀行 1

3年前の7月、はじめてのイタリア。10年ぶりにとるパスポート。不安と期待が入り混じります。オーナー夫婦と私、という傍から見ると、”どういう関係?トリオ”です。3人でツインルームとか泊まっちゃいます。

2015年7月21日 ローマへ

準備を整えて成田空港から出発です。現地時間夜の7時、初めてのローマに無事到着しました。ホテルで一息つくのもそこそこに夕食を食べに参りましょう。土地ごとに様々な郷土料理を持つこの国で、その土地ならではの料理を食べたいのだ!ちょうどホテルの斜め向かいに美味しそうなトラットリアがありました。

素敵なカメリエーレのおじさま。雰囲気ありますねぇ。好きです。「初日だから無理しない方がいいよー」とオーナーに言われるも、私の食い意地がそうはさせません。来たからにはできる限りのものを味わいたいっっ!

アンティパストのビュッフェが食べられるみたいです。

前菜はカプレーゼ。ショーケースからモッツァレッラチーズをフォークで刺してそのままお皿にどーん。握りこぶしくらいあります。豪快ですねえ。ここで不安が襲ってきます。私はこれを食べて、その後パスタを食べるのよねぇ。。。

 

パスタはカチョエペペ。ローマに来たからには食べたいと思っておりました。チーズと胡椒たっぷりです。手打ちの麺はもっちりしてチーズがよく絡みます。

……が、しかし、もう私に味わっている余裕はありません。日本時間の朝4時、10時間以上のフライトの直後。残念ながら、気持ちは体を追い越せませんでした。

「無理は禁物!!!自分のお腹と対話して!」

これがイタリアに来て最初に学んだこと。シンプルですねぇ。

二日目はローマ観光してました。

つづきます……

 

 

 

はじまりの前に

皆さんはじめまして。

イタリアンレストランに勤めていると、「これってイタリアっぽいね~」という言葉をよく耳にします。そんな時、イタリアに行ったことがない人は「…イタリアっぽい???なんぞや?」とちんぷんかんぷんなわけです。かくいう私もそのひとり。

中学の頃は、デルピエロやロベルトバッジオに魅せられてサッカー見てたっけ…。友達からアマルフィ土産をもらって、自分もいつかは行ってみたいと思いをはせていたっけ…。

そんなわけで、いっちょ行ってみっか!と旅行に行きましたとさ。。3年前に。そんな私の蔵出しイタリア旅行記をここに記したいと思います。

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