野菜を売りに来てくれるおじ様から赤紫蘇を買い、藤五郎梅を調達し、梅干を作りました。緑色の梅は追熟させて黄色くさせるのだと聞けば、ざるに梅を並べて新聞紙でおおい、2晩ほどするとみるみるうちに柔らかく黄色く熟したのでした。
梅を丁寧に掃除して、塩と酒でマリネしておきます。赤紫蘇は塩でもんでアクをとってから梅酢につけて、鮮やかな赤紫を発色させます。さらに梅とともにしばらく漬けておきました。梅雨があけ、お向かいさんが梅を干しているのを見るやいなやわたしも梅を干し、日中に一度ひっくり返して夜には室内にいれてやる。これを3日続けるのだけど、最近は暑いから2日半にしたというお向かいさんの言葉にその通りだと思い直し、わたしも2日半干しました。
日々、どんどんとしわしわになっていく梅が愛おしかったです。
そんなこんなで美味しそうな梅干ができました。味見はこれからです。まろやかになってからね。