こんなアットホームな一軒家に案内してもらいました。
ではでは、そろそろ晩御飯をたべましょ。歩いて30分もあれば充分みてまわれるほどの小さなまち、チビタ ディ バーニョレッジョ。レストランも片手で足りるほどの数。まず一軒、そして一軒、訪ねてみれど、お店はやっていません。予約してくれれば開けますよっていう張り紙がしてあって、辺りは真っ暗。
どうする?
これはもうこのまちを降りて、市街地へいくしかないよね。先程登ってきた一本道をひたすら下り、レストランを調べながら、車でしばらく迷走するも、なんとか今夜の食事にありつけました。
近所の人が夕食を食べに来るようなアットホームなレストラン。これまでイタリアでの夕食は、観光地の中にあるシックなお店が多かったんですね。だから、普段着のこんなお店での食事も新鮮で楽しい!
ローマピッツァも初めてお目にかかりました。ハムとチーズが盛りだくさんに盛られた前菜を一人一皿ずつたいらげ、さらに特大のピッツァが一枚ずつ運ばれてきたテーブルのカップルを横目で気にしながら、私はローマ料理、サルティンボッカを食べたのでした。生ハム、セージ、仔牛肉というシンプルな材料、しかもいつ食べても美味。私は今夜、サルティンボッカを食べる運命だったのかな。