2018.11.15.
先日、久しぶりにSNSを更新して、開業に向かう報告をさせてもらいました。
ありがたいコトに、沢山のリアクションをいただき、背中を押してもらっております。
本当に感謝しかありませんね。
さて、いよいよ物件と向き合うお話についてはじめられます。
もともと居酒屋さんの居抜き物件を借りました。
居酒屋をやりたければ、スグにでもはじめられる物件でしたが……
チラッ。
「解体は、業者を入れなくても、ふたりでやれば、絶対出来るから。」
五十嵐さんの強く優しい言葉に、疑う余地はありませんでした。
これまでの
物件探し……
融資の申請……
とにかく、ひとつひとつの基本的な要素を「借りて」はじめられるので、
そこに至るまでの、
返事や許可を「待つ」という時間(そこをどう過ごすのか判断すること)という受身な制限からひとまず解放されたわたしたち。
もう、とにかく動きたいのです(笑)
やっとたどり着いた解体作業。
まずは壁紙を剥がして、
壁を剥がしていきます。
柱が見えてきました、おぉー、やってやったぜ。と、目に見える達成感に喜びをおぼえます(笑)
五十嵐さんに作業の手解きを受けたら、ひたすらやるのみ。
妻も、解体業者としてメキメキ頭角をあらわしてきます。
3mのカウンターも外せました。
予定では吹き抜けにする箇所もあるので、天井も剥がします。
古い建物なので、壁の中には土壁もあって高所の解体作業では土壁の土が降りそそいできます(ちょっとしたアウトドアより、汚れます 笑 )
多忙なスケジュールの中、週に1、2回は必ず顔を出して手解きをしてくれる五十嵐さんの監修&解体手伝い。
それと友人のタケル氏(解体のセンパイ!!ありがとう!!)も休日に手伝いに来てくれたこともあって、
解体→ゴミ処理の繰り返し、およそ2週間ぐらいで上の写真のような感じになってきました。
もう、居酒屋感ゼロです。
むしろ、廃墟感の方が……
物件との出会いがこの廃墟状態だったら、ビビって借りていなかったと思います。
※二週間前
もう、後には引けません(笑)!
実際に、融資決定と物件取得は11月からなのですが、
大家さんの好意により、10月から解体作業をはじめさせてもらいました(感謝!)
そのおかげで、10月はとにかく空いてる時間を解体作業とゴミ処理に充てるコトが出来ました。
「お店づくり」
って、そっからなの?的な感じですが、ヒーコラ言いながら解体作業をやっていると、
建物の構造が分かってきて、色々と思うトコロもあり、これから作っていくというコトがより深く実感できますね。
内装や外装といった見た目だけのハナシで終わらないコトになって、
「あぁ、自分たちの店作ってるんだなぁ」
と、しみじみ。
ちょっとしたコトですけど、
解体作業における、地味&作業量が多いのが
「クギ抜き」
なんです。
解体した木材ひとつひとつで、メチャクチャ、クギ使ってる~!!!!
昼間はドッカンドッカン解体しまくって、
暗くなってくると、あまり音の出ないクギ抜きを黙々とやるのです。
キレイに抜いたクギはまた使えるので、とっておきます。
……ちょっとしたコトですけどね。
……解体作業の25%はクギ抜きです。
( きっといつの日か、あのクギ抜きはイイ思い出になると思います 笑 )