最近の出来事

3月に入って新潟の空気も春めいてきました。(時折、雪がちらつく時も。)それまでのピンとはりつめた寒さからうってかわって、少しずつ柔らかい空気を肌に感じています。そうすると、待ってましたとばかりにむくむくと人々が外に出てくるのですね。

あれは去ること10日前。いつものように大工仕事をしておりました。脚立の天板に立ち、壁に木を付ける作業中。後ろ向きのまま脚立から降りようと右足を一歩おろしたところ、足を踏み外し、右足が脚立の中に滑り込んでしまいました。そのまま私は天を仰ぎ、気がつけば上半身はうつ伏せて床にふんわりと着地。右足からは脚立が生えているかのような一体感。

この時はじめて自分の「叫び声」というものを聞きました。

想像してみましょう。私はアクロバティックに反り返った上半身と滑らせた右足一本で脚立を持ち上げ天井に数回当てながら落下。地面で受けるはずであったろう衝撃を和らげ、さらに近くにあったゴミ袋もクッションになり、ほぼ無傷(右足はさすがに打ち身になりましたが…)で着地。

と、まぁ、たぶんこんな感じです。あっという間の出来事でビックリしたというのが正直なところ。こんな時、周りの人には笑ってもらった方が気が楽なんだなぁ。

この後も淡々と大工仕事は続いていくのでした。

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