2017 蔵出し晩秋のイタリア旅行紀 13

昨年のイタリア旅行の時にはアスティで料理修行中だったオーナーの友人が、今年はトスカーナにいるってんで、どうにか旅のルートに組み込んで会いに行って来ました。今回は彼の働くレストランで食事できました。villa a sestaにあるリストランテ です。またもやなんにもない細い道の先に突如現れる小さな町。

女性シェフのお店というのも魅力的でした。

私たちの他にも次々にビシッとキメたお客様がやってきます。プリフィックスのコースを用意してくれていておまかせしました。

鶏レバークリーム入りミニクロワッサン

黒ひよこ豆のスープ

黒トリュフソースのラビオローネ

ほうれん草を詰めたウズラのロースト

牛ホホ肉の煮込み

かわいいデザートの盛り合わせ

食後に焼き栗と

この時期に食べるというスパイスたっぷりのパン

黒ひよこ豆のスープの深い味わいにノックアウト。豆ってこんなに美味しかったっけ?正直、見直したよ。

そうそう、こちらはミシュラン1つ星のリストランテでした。車をたくさん走らせても行きたいお店、納得です。ちょっぴり背伸びした気分もたまにはいいですよねぇ。

最後のお会計で、「現金なら50ユーロでいいけど、カードなら80ユーロだわよ。」

えー、30ユーロも!違いすぎじゃないっ??っていうオチもついてました。もちろん現金払い。これにて、一件落着なり!?

2017 蔵出し晩秋のイタリア旅行紀 12

ヴォルパイア2日目。

今日はワインの醸造を見学。

扉の中の管をブドウ果汁が通っていく。

ブドウを陰干し。ヴィンサントを作る。全種類のぶどうを試食。

見学の後は歴代のワイン貯蔵庫で試飲。四方八方すべてがワインのボトルで埋め尽くされていて圧巻!

こんな時、つい自分の生まれ年を探して、大体見当たらなくてがっかりする。(出来のいい年のワインが保存されているから。)わかっているのにやめられない。

2017 蔵出し晩秋のイタリア旅行紀 11

寄り道したシエナからさらに北上してキャンティ地区に入ります。その中のボルパイアというところが次なる目的地です。山をぐんぐんぐるぐる登って対向車もほとんどいない細い道を進むと、そっと佇むそのまち。

駐車場に車を停めて、うろうろしていたら第一村人発見!若いコックコートの男の子。チェックインの場所を教えてもらいました。チビタよりも小さなこのまちに今夜は宿泊します。一軒家に泊まるのってホテルとはまた違った贅沢な時間ですね。

今回の旅の行程にヴォルパイアが追加されたのはほんの偶然でした。ワイナリーを見たかった私たちでしたが、お目当てのワイナリーは冬季休業中でやっておらず、そこでヴォルパイアに白羽の矢がたったのです。50年以上の歴史があり、ビオロジコであることも魅力のひとつです。

レストランもすぐ隣にあって、もちろんボルパイアのワインも楽しめます。このレストランがすごくよかったです。素朴で優しい味付け、食べると全身に染み渡る感じ。

トスカーナの冬の定番、リボッリータ。黒キャベツをはじめとしたたくさんの野菜とパンのスープ。こちらはトマトとジャガイモ、そしてセロリが効いていました。

そしてたっぷりのポロネギと黒胡椒のスープ。トスカーナは黒胡椒をよく使います。

スープの美味しさに目覚めた一夜でした。と同時に、自分もこんな料理を作りたいなぁと好みを再確認できました。

2017 蔵出し晩秋のイタリア旅行紀 10

チェンナトイオの標識を頼りに予定外の寄り道です。徐々に細く道なき道になっていきますが、ひた走るのみです。不安な時はとても長く感じるものですが、そんな時にふと開けた場所にでました。

小さなお店、その裏におうちがあります。掃除をしている渋い男性が急な訪問客を温かく迎えてくれました。

最近、チェンナトイオは安価なワインを作るのをやめて、こだわりのワインに重きをおいているようです。中国は巨大なマーケットでワインも売れるそうですが、中国市場の要望でボトルを重くずっしりとしたものにしているとか。さらにはエチケッタをグラディエーターにしているんだったかな(もしくはコロッセオだったかな?)。みんなが知っているイタリアを求めているようです。

そんなことをはじめて会った日本人観光客に熱弁する親父、面白かったです。私たちも貴重な話に興味がつきません。

ワインの名前は全て奥様が考えているんだそうですよ!その奥様はお庭でお花の手入れをされていました。

  •  

ブドウ畑や収穫直前のオリーブの木、さらにはヴィンサント用のブドウやタンクも見せてもらい大満足。

案内してもらっている間、ずっとついてきていたお利口な猫。

お土産にワインを買って帰りました。もちろん女子だけにメラータのハチミツとペンダントのおまけ付きです。女子に生まれてよかったぁと思える瞬間ですね。うふ。

2017 蔵出し晩秋のイタリア旅行紀 8

モンタルチーノからヴォルパイアに向かう車中、私はぼんやりとしていました。車に乗ってるだけってやることがなくて結構退屈だなぁ。暇だなぁぁ。

すると次の瞬間、ドゴッ!と、鈍い音がしたかと思ったら、サイドミラーがへし折れていました。路上駐車していたトラックの扉が急に開いて、我らがレンジローバー君のサイドミラーに直撃。一瞬で緊張が走ります。トラックの運転手は扉を一通りチェックして、どこかに行きかけています。車を停めてトラックに向かうオーナー。かくかくしかじかあって、シエナにあるハーツ(レンタカー会社)に行くことになりました。

サイドミラーを手で支えながら、いざハーツへ!今となっては笑えるけど、その時は必死ですよ。言葉も完全にはわからない、ミラーももちろんよく見えないし、はじめていく大都市中心街の交通量の多さにも困惑。。。これが旅の醍醐味なのか?

なんとか目的地に到着。すんなりと代車を貸してもらえて、一件落着です。ふぅと一息、呼吸を整えて車を走らせましょう。

「遠回りしたから早く戻らなきゃいけないけど、さっき見かけた看板のとこ行って見たいよねっ!」そう、こんな状態であっても私たちの目にはcennatoioという標識がしっかりと映っていたんですねぇ。cennatoioはビオロジコで優しいワインの造り手で、私達もとっても好きだから嬉しくてテンションも上がります。

これも事故があってこそ!ポジティブに旅を続けられそうです。

© 2018 nabaita