2017 蔵出し晩秋のイタリア旅行紀 4

こんなアットホームな一軒家に案内してもらいました。

ではでは、そろそろ晩御飯をたべましょ。歩いて30分もあれば充分みてまわれるほどの小さなまち、チビタ ディ バーニョレッジョ。レストランも片手で足りるほどの数。まず一軒、そして一軒、訪ねてみれど、お店はやっていません。予約してくれれば開けますよっていう張り紙がしてあって、辺りは真っ暗。

どうする?

これはもうこのまちを降りて、市街地へいくしかないよね。先程登ってきた一本道をひたすら下り、レストランを調べながら、車でしばらく迷走するも、なんとか今夜の食事にありつけました。

近所の人が夕食を食べに来るようなアットホームなレストラン。これまでイタリアでの夕食は、観光地の中にあるシックなお店が多かったんですね。だから、普段着のこんなお店での食事も新鮮で楽しい!

ローマピッツァも初めてお目にかかりました。ハムとチーズが盛りだくさんに盛られた前菜を一人一皿ずつたいらげ、さらに特大のピッツァが一枚ずつ運ばれてきたテーブルのカップルを横目で気にしながら、私はローマ料理、サルティンボッカを食べたのでした。生ハム、セージ、仔牛肉というシンプルな材料、しかもいつ食べても美味。私は今夜、サルティンボッカを食べる運命だったのかな。

 

2018年11月 ③


2018.11.15.

先日、久しぶりにSNSを更新して、開業に向かう報告をさせてもらいました。
ありがたいコトに、沢山のリアクションをいただき、背中を押してもらっております。

本当に感謝しかありませんね。

 

さて、いよいよ物件と向き合うお話についてはじめられます。
もともと居酒屋さんの居抜き物件を借りました。
居酒屋をやりたければ、スグにでもはじめられる物件でしたが……

 

チラッ。

「解体は、業者を入れなくても、ふたりでやれば、絶対出来るから。」

五十嵐さんの強く優しい言葉に、疑う余地はありませんでした。

 

これまでの
物件探し……
融資の申請……

とにかく、ひとつひとつの基本的な要素を「借りて」はじめられるので、

そこに至るまでの、
返事や許可を「待つ」という時間(そこをどう過ごすのか判断すること)という受身な制限からひとまず解放されたわたしたち。

もう、とにかく動きたいのです(笑)

やっとたどり着いた解体作業。

まずは壁紙を剥がして、
壁を剥がしていきます。

柱が見えてきました、おぉー、やってやったぜ。と、目に見える達成感に喜びをおぼえます(笑)

五十嵐さんに作業の手解きを受けたら、ひたすらやるのみ。

妻も、解体業者としてメキメキ頭角をあらわしてきます。
3mのカウンターも外せました。
予定では吹き抜けにする箇所もあるので、天井も剥がします。
古い建物なので、壁の中には土壁もあって高所の解体作業では土壁の土が降りそそいできます(ちょっとしたアウトドアより、汚れます 笑 )

多忙なスケジュールの中、週に1、2回は必ず顔を出して手解きをしてくれる五十嵐さんの監修&解体手伝い。
それと友人のタケル氏(解体のセンパイ!!ありがとう!!)も休日に手伝いに来てくれたこともあって、
解体→ゴミ処理の繰り返し、およそ2週間ぐらいで上の写真のような感じになってきました。
もう、居酒屋感ゼロです。
むしろ、廃墟感の方が……
物件との出会いがこの廃墟状態だったら、ビビって借りていなかったと思います。

 

※二週間前

もう、後には引けません(笑)!

実際に、融資決定と物件取得は11月からなのですが、
大家さんの好意により、10月から解体作業をはじめさせてもらいました(感謝!)

そのおかげで、10月はとにかく空いてる時間を解体作業とゴミ処理に充てるコトが出来ました。

 

「お店づくり」
って、そっからなの?的な感じですが、ヒーコラ言いながら解体作業をやっていると、
建物の構造が分かってきて、色々と思うトコロもあり、これから作っていくというコトがより深く実感できますね。

内装や外装といった見た目だけのハナシで終わらないコトになって、
「あぁ、自分たちの店作ってるんだなぁ」
と、しみじみ。

ちょっとしたコトですけど、
解体作業における、地味&作業量が多いのが
「クギ抜き」
なんです。

解体した木材ひとつひとつで、メチャクチャ、クギ使ってる~!!!!

昼間はドッカンドッカン解体しまくって、
暗くなってくると、あまり音の出ないクギ抜きを黙々とやるのです。

キレイに抜いたクギはまた使えるので、とっておきます。

……ちょっとしたコトですけどね。
……解体作業の25%はクギ抜きです。

( きっといつの日か、あのクギ抜きはイイ思い出になると思います 笑 )


つづきます

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2017 蔵出し晩秋のイタリア旅行紀 3

オルベテッロ名産のカラスミを買い込み、鰻の燻製やら魚の漬けたのやらパスタソースなんかをこれでもかと買い込み、次なる目的地へと向かいます。

車を走らせ、ここっ!と思ったら、進入禁止の札が真ん中に鎮座している。通行許可はもらっているはずなので、恐る恐る札の脇をすり抜け、道を下ると、小さい駐車場へたどり着く。目の前には天空の城が佇んでいる。

唯一の入り口である細い一本道の先にチヴィタバーニョレッジョはあります。

てっきりB&Bの人が迎えに来てくれるものだと信じきっていた私たちでしたが、そんな様子はなく、しばらくの後に、この道をスーツケース片手に登ることを決意するのでした。

しっかりと急な坂をワシワシ登る!そんな夜もある!

 

 

2018年11月 ②


2018.11.8.

 

無事に、融資が決まって物件の契約を済ませて

やっとこ、

「お店をコレから作ります」

と言えるようになりました!

 

先月から絶賛解体中の物件も、これで陽の目を見れるコトになりました!

 

カメラマンのセンスが問われる1枚ですが(笑)

元々は居酒屋だった物件です。

腰かけスタイルのカウンターと、店内の床がちょっと小上がりになっているんですね。

ハッキリ言って、写真からはよく分からないでしょう。

ほとんどが、「あ、コレ撮っといたら役に立つかな」という衝動によるモノですね。

 

外観イイ感じです!

さてさて、どんなお店が出来るんでしょうか……

先ずは、解体。ということで、シノと二人でせっせと解体作業をはじめるのでした。

睡魔が凄いイキオイで、襲ってきているので、今日はこの辺で……

なにやら最近、めっちゃ眠いです。

夏の時の倍ぐらい寝てる日もあります。

睡眠の秋、満喫させてもらいます……


つづきます

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2017 蔵出し晩秋のイタリア旅行紀 2

ローマのフィウミチーノ空港。初レンタカーで出発する。一同、緊張感漂うも、行くしかないっ!

ローマの北西120㎞に位置するオルベテッロへ。今気づいたが、オルベテッロは島ではなく、潟湖にある砂州に町があるようです。本土から道がのびていて車で直接オルベテッロに行くことができます。

景色がよくて、つい立ち止まりたくなります。ちなみに、ラムサール条約の定める「国際的に重要な湿地」に登録されています。新潟にも佐潟がありますね。

先に言っておくと、今回の旅は今までで一番レストラン選びにてこづったような気がします。11月のオフシーズン、観光客も少なく、「私たちもそろそろ休もうっと」と、丁度現地の方が思う頃に旅行を計画したようです。

それでも可愛いレストランに出会いました。

盛り付けも愛嬌があって可愛らしい。旅の幕開けにぴったりな夕食でした。

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