2018年5月 ④


2018.5.24.

購入者が見る物件の価値判断は、立地、間取りや広さ、価格、の三点で決まるので。

自分たちで変えられる箇所は価格しか残っていないのがなかなか辛い。

しかし、買ってもらわないことには始まりません。

と、いうかまずは関心を持ってもらわないと。

こればかりはタイミングだ、縁だ、と分かってはいるけれど、

何もせずに待つのは、性分に合いません。

出来ることを、出来る範囲で。

と、思うと自然と価格の見直しになっていきます。

何故なら、

「価格を変えたら、何かが変わる。」

なんです。それしか信じる道はありません。

信じる者は、救われる運命にあるのです。

神の導きが自ずt……

と、占い師に相談して、言われるがままに、謎の数珠を大量購入し、

気が付けば両腕の数珠がミシュランマン

(本名ビバンダム:大手タイヤメーカー、ミシュランのキャラクターですね)のように

……とまではさすがにいかないけれど、全くいかない(笑)

とにかく出来るだけの取り組みをして、占い師にも数珠にも頼らずに(笑)、我慢の月日が流れていきます。

 

2018年、3月。

遂に二回目の内覧希望のお知らせがやってきました。

1回目から、ジツに7ヶ月。

続編、あったの?

な、気持ちです。ふふふ。

待ちに待った。

その一言に尽きる内覧。

わたしたちの予定としても、時期がピッタリ。というかギリギリ。

是非とも、決めていただきたい。

……ちょっと面白いなと思うのは、

「絶対に、決めてやる」

ではなく、

「是非とも、決めていただきたい。」

という、最終的には買主によるトコロ、自分たちの手の届かないトコロでの決定なんだなぁ。

当たり前のコトだけど、このコトを心に入れておくと、固さが抜けると言いますか、ある程度気持ちが楽になります。

 

さぁ、もうすぐ売れますよ……

このあと、スグ(笑)!

 

なんてテレビの編集みたくスムーズには実際いきません。

ただ、この内覧が来たコトにより、わが家の売却活動が一気に動き出していくのでした。

やってきたのは一人暮らしを検討中の同世代男性です。

 

 


つづきます

まえへ←    ・はじめから

 

© 2018 nabaita