2018.5.10.
「誰から買うのか」
そんな軸で売却活動を手伝ってくれる一社を選ぶべく、不動産会社との面談を数社繰り返します。
世間話や、我々夫婦の話、相手の話だったりのコミュニケーションを取りつつ、
サービスや戦略などにおいて他社より力を入れている部分なんかを織り交ぜながら、
それぞれの会社を代表して一人、あるいは二人、わが家のダイニングテーブルを囲んでお話をします。
内容ももちろん大切なのですが、私が重要視したのは
・話がわかりやすいかどうか。
・自分の話をどう聞いて、どう答えるか。
の二点。
二番目に関しては、自分の話し方にもよると思い、全社に同じ質問をすることにします。
「ライバル視していない会社、比較されても心配していない会社を一社、教えて下さい。」
これは自分だったら答えにくいなぁ。
同じ業界で足の引っ張り合いをしていると思われてもダメだし……
かといって当たり障りない回答でも、信用は得られないし……
そして我々にとっても、
右も左も分からない、はじめての売却活動
業界内の評判、気になるのも正直なキモチ。
正直、聞いてみるものです。
誤解のないように慎重に言葉を選びながら、
全ての会社が、同じ会社(私も知ってる大手企業)の名前を挙げてくれました。
あくまでも私たちと話をした会社から出てきた名前なので、
その会社全体への批判、というよりもこのエリア内での話(支店、営業所)におけるやり方に対する不信感だと思いますが。
同業者からの信頼を失っている、というのはやはりイメージが良くはありません。
そして、どう答えるか。
というところも、人それぞれ。
勉強になりました。
さて、そんな話なんかもしながら我々は一社を選択していきます。
「誰から買うのか」
そんな風に話を聞いてみると、一社を選ぶのにもさほど苦労はしませんでした。
選んだ一社と、お金に関わるお話をして、お互いの約束事を決めると、
わが家は売りに出されていくのでした。