2019年2月 ①


2019.2.7.

築地魚河岸ブルース /  沼田 学

 

昨年終わりを告げた、築地市場。

魚市場なのに一切魚の写真が出てこない、
働くおっさん市場をおさめた

渋カッコイイオヤジの聖地、
「築地魚河岸ブルース」
が今月の一冊。

これは築地で働いていたオヤジたちのアルバムなのだろう。

 

だんだんと、オヤジになってきている自分に、

「オヤジってカッコイイだろ?坊主。」

と、語りかけてくる写真集ですね。

ファッション誌には登場してこない、

極上の、オヤジたち。

カッコいいオヤジは、
自分に似合った格好を分かっている。

眺めて思うのは、
自分はまだまだ小僧だなぁ(笑)
ということ。

チラっ

 

大体、こんな感じの写真が続きます(笑)

 

一体誰が買うんだろう……

そんなことをまたしても思ってしまったので、
先ほどインターネットでレビューをチェックしました。

 

「年寄りの絵を書くのが好きで、参考になった」

 

そうですか(笑)

 

色々、需要あるもんですね。

 

 

ただ自分は買って眺めてみた感想は、

「カッコイイモンを、買ったなぁ」

でした。

写真集なので、言葉はほとんど載ってないですが、
意外と思うトコロがあったりするもんです。

なにやらゴタゴタしていた印象もありましたけど

築地から豊洲へ、
場所は変わっても、
働く人は変わらないのです。

場所を作るのは、人。

豊洲もオヤジたちに任せておけば、
市場の粋は、心配いらないでしょう。

 

 


つづきます

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